こしがや「まちかどに音楽を!」プロジェクト

<ランチタイムコンサート Vol.3>


2014年9月18日(木)


会場:越谷市中央市民会館・劇場
(東武伊勢崎線・越谷駅より徒歩5分)

時間午後0時10分〜午後0時55分
(開場:11時45分)

出演:江頭史雄(ヴァイオリン)&松本修一(ピアノ)




<公演レポート>

3回目となった「ランチタイムコンサート」。音楽の世界では女性の演奏者が多いのかもしれませんね。我々
<こしがや「まちかどに音楽を!」プロジェクト>でも圧倒的に女性奏者が活躍しておりますので、今回の
「情熱の男性デュオ、再び!」は大変たくさんの方々から予想以上に好評をいただきました。華やかなドレ
ス姿の演奏者はいつも聴衆をうっとりさせてくれますが、今回のコンサートは「東武よみうり」の紙面でも
とりわけ大きく紹介されましたので、黒い衣装に赤いチーフで登場した二人には、会場の期待感も高まった
と思います。江頭史雄氏(ヴァイオリン)と松本修一氏(ピアノ)の共演は2011年の7月、ロビーコンサートの
Vol.6以来です。『ヴァイオリニストとピアニストによる、ぶつかりあう音のマジック。駆け抜ける感情がここ
にある。』と題した今回のプログラムはバラエティーに富んでおりました。ブラームスの「ハンガリア舞曲
第5番」、ドヴォルジャークの「ユーモレスク」は多くの方がご存じの有名どころ。ガルデルのタンゴ「ポル・
ウナ・カベサ」は映画やフィギアスケートでも使用された曲だとか。面白そうな曲でしたので、私も演奏した
くなっちゃいました。パラディスのゆったりとした「シチリアーノ」の後に演奏されたチック・コリアの「スペイ
ン」はこの日の注目曲。ダイナミックに繰り広げられるジャズのアドリブ合戦を目の当たりにした聴衆は大
興奮でした。続いてラフマニノフの「ヴォカリーズ」。最後は、ヴァイオリンと言えばサラサーテの「ツィゴイ
ネルワイゼン」というくらいお馴染みの名曲。これだけのプログラムをしっかり解説まで加えて45分に詰め
込んじゃうのがランチタイムコンサートのスゴイところですが、アンコールに「ウィーン我が街」を演奏して
くれました。私個人的には非常に思い出深い曲でしたので、懐かしい記憶とともにたっぷり楽しませていた
だきました。最近は市の広報にもスペースの都合で掲載されないことが多く(すでに定着した行事と思わ
れているのでしょうか?)、どのくらいの方にお越しいただけるかと心配でしたが274名の方にご来場いた
だきました。今回は<こしがや「まちかどに音楽を!」プロジェクト>のサポーターズクラブの方が会場内
整理に当たってくださいました。数人の小さな子どもたちも親子で静かに音楽を聴いてくださり、大きな混
乱もなく、とても気持ちよく音楽を楽しんでいただけたのではないかと思います。
今回もお忙しい中お越しいただきましてありがとうございまた。また、アンケートにご記入くださいました138
名の皆様、ありがとうございました。いただいた貴重なご意見・ご要望につきましては、きちんと活かしてま
いります。

次回の「ランチタイムコンサート」は10月16日(木)。後藤泉さんのピアノ・ソロをお届け致します。「芸術の
秋」をどうぞじっくりお楽しみくださいね。

               (文責:<こしがや「まちかどに音楽を!」プロジェクト> プロデューサー:松本ひろ実)


主催:公益財団法人越谷市施設管理公社
後援:越谷市・越谷市教育委員会
協力:こしがや「まちかどに音楽を!」プロジェクト


inserted by FC2 system